相変わらず試験中ですが、頑張って更新します。
「夏休みの計画の立て方」の記事では「計画は時間中心で立てた方が良い」と言いました。「内容中心の計画は一見まともなようで、自分自身の計画としては無責任すぎる」と言いましたね。
これは実はピーター・ドラッカーが言っていたことです。
毎日の時間の使い方が大事です。
この問題集を終わらせる!といくら言っても、それは願望を計画にしただけですから。
次回は私が受験生の時に良いと思った時間の使い方について書きますが、
今回は内容について
内容ですが、進捗や志望校、必要な科目は人それぞれなので、人それぞれなんですが…
今年度受かりたいなら過去問をやりましょう。
夏に過去問をやらずに受かった大学なんて糞です。
あなたが行くべき大学じゃない。
いや行っても良いですけど。
「初めまして」の記事に書きましたが、私は受験の手段と目的が逆転してしまった受験マニアだったので…
というわけで、過去問をやりましょう。
解けないって?
解けなくても良いですが、1年分は時間計ってやりましょう。
この時点で解けたらおかしいです。
夏の時点では、1.5倍まで時間をかけてもいいと思います。
60分の試験であれば、60分計り、終わらなければ90分まで延長して良いです。
この目的は二つ
- 危機感を持つ
- 傾向を把握する
過去問の傾向の把握法は今後詳しく書きますが、夏の時点で気にするのは1つ
- 時間が十分足りる試験なのか(センター化学など)
- やや足りないけど終わる試験なのか(センター英語や数学など)
- 絶対に終わらない試験なのか(東大の理科、防衛医大の数学など)
のどれかを見極めるです。
時間が十分足りる試験なら、普通に勉強するしかないですね。
ただし穴があると致命的です。
時間がやや足りない試験では、目指す得点率によりますが、上記の勉強に加えて、スピードを重視しないといけません。
恐らく一番難しいタイプです。
絶対に終わらないタイプの試験は、一見難しいですが、勉強法としては色々考えられます。
まずはスピードをアップするべきです。スピードがそのまま得点力になります。
センター数学では解き終わりさえすれば良いので、30分で満点だぜ!みたいなのは必要ないわけです。
たまにいますよね。30分で解いてしまう人…
絶対に終わらないタイプでは、センターを30分で解いてしまう人が有利なわけです。
ですが、もう一つ決定的に違う点があります。
穴があっても良い。
例えば確率が圧倒的に苦手だったら解かなくて良いんです。どうせ終わらないんだから。
そんなノリで慶應医学部の原子物理は捨てましたが無事合格しました。
そして、この終わらないタイプの試験は総じて問題が難しいです。
ですからいくら穴を少なく広く浅く勉強しても、いくら速く解くことが出来ても、1問も解けなかったりするのです。
このタイプの試験では、圧倒的な得意分野がある(けど穴はある)人が有利です。
そういえば中学受験で受けた麻布中学もそんな感じでした。(田舎者で麻布のすごさをよく知らないまま蹴って神奈川の中学に入学したんですが…)
このタイプの入試に挑むなら、優等生的に全分野満遍なくやるという考えを捨てた方がいいでしょう。
といった感じで、過去問の時間が足りるのかを見るだけで、今後の勉強の方針が変わるわけです。
危機感も大事ですね。
というわけで、夏休み中に必ず過去問をやりましょう。
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