先日ブログのコメントで、
「やさしい理系数学をやっているが、レベルが高すぎると感じる」
という質問を貰いましたので記事にします。
問題集にはインプット系とアウトプット系がありますが、
完全に切り離すことは難しいですね。
新数学演習という恐ろしくレベルの高い(そして問題数が多く、解説が短い)
問題集がありますが、こんなラスボスみたいな問題集でも
インプットすることは大いにあるでしょう。
ただ、汎用性という点で、レベルが高すぎるがゆえに良いインプットになりにくいですね。
その代わり良いアウトプットになります。
短い解説は、逆に模範解答だと思えばよく、
レベルが高いから今まで揃えた武器を工夫するコツや精神力が磨けるでしょう。
では、レベルが合っていないかも知れないと感じたらどうするか
Contents
インプットよりの問題集の場合
解く段階で難しすぎると感じても、気にすることはありません。
なぜなら武器を揃えるための問題集だから。
知らなくて良いのです。
ただし、解説が理解できないなら、その前のレベルに戻るべきです。
例えば1対1対応の解説を読んで理解できないなら、
教科書レベルが危ういので黄チャートからやりましょう。
この問題集に関しては
の記事も読んで下さい。
アウトプットよりの問題集の場合
これも初見で解く段階で難しいと感じても、気にしなくていいでしょう。
スラスラ解けてしまったらやる必要がないですし。
そして、解説が理解できないなら、レベルを落とすのは当然です。
インプットと違うのは、
「いやいや、こんなの絶対出来るようにならないでしょ…。」
と、心が折れたらレベルを落とすべきです。
戦意を喪失したらアウトプットの練習になりませんから。
ですが、スラスラ解けても問題集をやる意味がないわけです。
ちょっと解けなくても折れない心も大事でしょう。
初見で1割しか解けなくても心が折れないなら大丈夫です。
ですが、2周目したときに1割解けないとなると、
解説を理解してない証拠ですから、止めたほうがいいでしょう。
以上、自分にこの問題集はまだ早い?と思ったら、でした。
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