英語の中で英作文はかなり上位の勉強でしょう。
単語、熟語、文法の知識が必要だからです。
ですが、英語の勉強のコツは同時並行です。
早くから取り組むことで、逆に単語や文法の勉強にもなりますからね。
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まずは型を身につけます。
「英作文は英借文」と年配の先生が言っていました。言い得て妙だと思います。なんか古い表現な気はしますが。
単語と文法の知識から1から作り出すものではありません。
例えば「私が高校生の頃〜」という例文で
「When I was a high school student, 〜」でも良いですが
「When I was in high school, 〜」の方が場合によっては自然でしょう。
でもそれが分かるのは下の例文を見たことがあるからです。
ですが、細かいことをたくさん覚えるのも効率が悪いので、
英作文用の参考書を使いましょう。
大昔は700選を気合で覚えるなんていう勉強法がまかり通っていましたが…
私のオススメは大矢先生の実況中継です。
英作文の参考書には色々な流行り廃りがありました。
入試問題にもいろんな流行がありました。
そんな中この本の旧版は長年売れ続けました。
間違いないでしょう。
いくつかの例文を覚えながら、それを実際に活用する術を学んでいきます。
王道中の王道です。
これが終わってもなお時間が余った場合は、英作文に使えそうな例文集を使います。
繰り返しますが、英語学習のコツは同時並行です。
DUOなら英作文に使えてボキャビルにもなりますし、CDを使えばリスニング対策にもなるでしょう。
単語帳としてはレベルが高い上にきちんと基本語をカバーしているとも言い難いですが。
私はDUO以外にカバー率に定評のあるシス単も使いました。
自由英作文について
自由英作文が出題される大学を受ける人は、チャンスです。
これは型を身に付ければ時間を大幅に短縮できます。
逆に型を身につけなかったり、内容で考えすぎると時間がいくらあっても足りません。
これについても大矢先生の実況中継は対策してくれています。
例えば50ワードの自由英作文なら
結論→譲歩→譲歩に反論してもう一度結論
という具合です。
それぞれ「In my opinion,」とか「you may say that,」とかの
言い回しと共にマスターしてしまえばかなり早く終わります。
字数がオーバーしそうと思ったら「you may say that,」を「indeed,」に変えれば良いです。
本当にワンパターンですので、本番に頭を使ってはいけません。
150ワード以内では内容について考える意味もありません。
大抵は正解のないことを聞いてくるんですから。
150ワードで深いことが言えるはずもありません。
「日本の国技である相撲で、モンゴル出身の力士が活躍していることを嬉しく思うか」
というお題だったとして、どっちでもいいのです。
ただし、あまり詳しくないお題の場合は、直感の反対が書きやすい場合が多いです。
you may say that,のあとに最初の直感を書くほうが良いです。
「え、相撲とかよく知らないけど白鳳かっこいいじゃん。」と思った場合、
「憂慮している」立場の方が書きやすいのです。
「日本の伝統のある国技なんだからもっと日本人が頑張るべき」という立場で書くのです。
そこで「白鳳かっこいいじゃん」という立場で書くと、譲歩が書きにくいです。
相撲についてそれなりに考えたことがあるなら思うままに書いてもいいでしょう。
例文のストックになることを期待してDUOやシスタンをやる場合、普通は写経するものなんでしょうか
普通はしません。自信のないスペルは確認するというのがいいと思います。
ただし初心者は全部写経してもいいでしょう。
参考になるところはすくなかったです。
たとえば、具体的な問題を例にして解説しないとか、
ブレインストーミングの話さえしていないとか。
ブレインストーミング?本番の自由英作文でそんな時間はないと言っているんですよ
英語の前に日本語の勉強をしましょう(´Д⊂