進研模試の難易度と判定について

 

進研模試はネット上で目の敵にされています。

なぜでしょう。

 

問題も易しく、母集団の学力も低いから判定も当てにならない。

なんて言われています。

実際のところはどうでしょうか。

 

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多くの受験生にとっては有用

 

具体的には地方旧帝大レベルの受験生までは使えるでしょう。

問題のレベルは意外と高いものも混じっています。

河合の全統模試が標準問題を集めているのに対し、

全体のレベルは低いですが、一部全統模試以上のレベルの問題も含まれています。

ただし、東大、京大、国立医学部レベルの受験生は受ける意味は少ないです。

なぜなら母集団のレベルが低いからです。

全体のレベルが低いというよりハイレベルがいません。

その結果、東大クラスになると振りきれてしまって判定がおかしくなります。

 

自分で申し込んで受けるな

受験生のほとんどは高校で一括で受験していると思います。

これはベネッセの営業努力の賜物です。

進学情報誌などのネットワークがあるから可能なのです。

前述のとおり東大クラス受験生には意味が無いので本物の進学校では受けません。

浪人した場合は自分で申し込んで受ける必要はありません。

志望校のレベルが東大クラスではない人も多いと思いますが、

その場合も全統記述模試を受ければ良いでしょう。

 

東大クラス受験生なのに進研模試を受けさせられる…という人

 

判定は絶対に信用してはいけません。

良い判定でも悪い判定でもです。

しかし復習はしっかりしましょう。

東大理三、京大医学部、慶應医学部の場合は、

全統記述模試でも振りきれてしまって判定不能になります。

私は東大理三と慶應医学部を受験しましたが、全統記述模試は復習しました。

模試を受けると疲れますよね。

模試では家での勉強より集中力を使います。

逆に言えば家で模試並みの集中力を出すのは至難の業です。

高い集中力で解いた問題を復習するのはとても効率が良いのです。

絶対に受けっぱなしにしないことです。

そのためには模試を受ける段階である程度学習が進んでいる必要がありますが…

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ABOUTこの記事をかいた人

東大理三を目指して浪人し、東大模試で理三A判定、センター試験本番で93%得点したところまでは良かったが、550点中1.8点差で不合格になり、慶應医学部に進学して、勉強法ブログをずっと書いているどんぐり。 あと英単語・古文単語学習用アプリを作っています。