夏休みの計画の立て方~計画は時間中心にすべし

ただいま大学の試験期間中でして、更新しないつもりだったのですが、見に来て下さる人がいるようなので頑張って書きます。

それにこの記事書くなら今しかありませんよね。

というわけで、受験生に向けて夏休みの過ごし方を書きたいと思います。

「初めまして」の記事で書いたのですが、私は浪人していますので、受験生の夏というのは2回経験しています。

1回目より2回目の方がだいぶ上手く行きました。

というか1回目は完全に失敗でした。

理由は

  1. 計画が遅れており、壮大な計画を立ててしまった。しかも、計画の立て方がまずかった。
  2. 予備校のパンフレットを見ていたらやれる気がして、講座を取り過ぎてしまった。

の2つが大きいです。

まず壮大な計画を立ててしまいました。しかも、後述しますが、内容中心の計画でした。

その結果最初の2週間睡眠時間を削ってしまい、夏休み半ばで完全に体調を崩し、計画が完全に崩壊しました。

ではどうするか。

 

まず、計画は立てた方が良いですよね。それは当たり前です。

 

計画にはやること中心の計画と、時間中心の計画があります。

 

前者は「いついつまでに、この問題集を終わらせる」という計画です。

期限はあるわけですが、その間ゲームしようが何しようが、最終的に終わればいいわけです。

後者は「何時から何時まで数学をやる」とか「何日から何日までこの分野をやる」とかです。

どちらがいいでしょうか?

 

 

 

 

前者を選んだ人は危ないです。

 

前者の計画は他人を管理する計画です。

 

 

 

他人にやらせる場合は最終的な辻褄さえ合えば良いわけですし、そのプロセスまで管理するのは行きすぎです。その人のやり方があるでしょう。

自分の計画ですから後者の計画でないといけません。

前者の内容中心の計画というのは、一見責任感があるようで、他人事になっています。

未来の自分に「これだけやれよ」と命令しているだけ。

これでは計画の意味の半分しか満たしていません。

 

「これだけやれよ」だけでなく「どうやるか」も大事なんです。

 

それに、時間というのは若者の場合、唯一平等にあるものです。

これを中心に計画を立てるべきです。

 

そのとき、内容を細かくしてしまうと上手く行きません。

つまり「何時から何時に、この問題集の○○番から○○番まで解く」としない方が良いです。

計画は細かく立てすぎても意味がないわけです。フレキシブルじゃないと。

そういう意味で、内容中心の場合はプロセスが、時間中心の場合は内容が、若干曖昧になっていいのです。

 

 

と、長くなりましたが、内容を若干曖昧にする方法ですが、やるべきリストを作ったあと、これに優先順位をつけます。

ABCの三段階くらいで良いんじゃないでしょうか。

こうすれば計画倒れのリスクが減らせます。

 

なお計画はかなり緩めに立てたつもりでも終わらないのが普通です。

終わらなくても自暴自棄にならないでください。

そういう意味でも内容中心の計画は良くありません。

ちなみに現役時代に比べてかなり上手く行った浪人時の計画ですがABCのうちAしか終わりませんでした。

 

 

私の場合、浪人の夏休みは、予備校の講座を1タームにつき1講座までにしました。

1タームに2講座以上取ると、授業予習復習に時間を取られ、その2講座以外に手が回らなくなりますし、

万が一体調を崩した日があれば、予習授業復習のサイクルが崩壊します。

かといって、講座が始まる前に予習を貯めるのは、効率が悪いと思います。

ですから、1ターム1講座が限界だと思うのです。

それに自分でやりたい勉強がたくさんありました。

 

今日の話をまとめると、

 

  • 計画は時間中心にすべし
  • 計画は終わらないのが普通と思うべし
  • 個人的には予備校の講座はかなり少なめに、特に同じタームに複数取らない方が良いと思うよ

といったところです。

すみません時間がなくて読み返す暇がないので、いつも以上に乱文と思いますが、この辺で失礼します。

ではまた。

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    東大理三を目指して浪人し、東大模試で理三A判定、センター試験本番で93%得点したところまでは良かったが、550点中1.8点差で不合格になり、慶應医学部に進学して、勉強法ブログをずっと書いているどんぐり。 あと英単語・古文単語学習用アプリを作っています。