受験勉強にはインプットとアウトプットがあります。
インプットとは具体的に言えば、新しい英単語を覚えたり、新しい公式を覚えたりすることです。
一方アウトプットは覚えたことを引き出す練習です。
英単語を覚えているか書き出したり、数学であれば公式を再現できるかだったり、問題を解いたりします。
皆さんは受験勉強でインプットとアウトプットどっちが大事だと思いますか?
当然インプットしないとアウトプット出来ないので、インプットの方が大事だと思うでしょうか?
私は断然アウトプットが大事だと思います。
というより世の中の学習は全てアウトプットが中心なのです。
畳水練という言葉を知っているでしょうか。
昔は水泳の練習を畳の上でやっていたのです。
まあ仕方ない面もあります。プールのような安全な設備がない時代であれば、いきなり海に放り込んだら死人が出るかもしれませんから。
でも今日ではこれは効率の悪い学習方法の代表例として挙げられます。
新人の営業マンがお客さんと仲良くなる練習を頭の中で繰り返すのも効率が悪い。
そうでなくて、いきなり実践するべきです。その方が自分に何が足りないのか分かり、インプットにも繋がるのです。
インプット→アウトプット
という概念は古いんです。
正しくは
ちょっとインプット→ちょっとアウトプット→またインプット→またアウトプット
これの繰り返しです。
そしてインプットしたからアウトプットがあるのではなく、アウトプットしたからインプットがあるのです。
受験勉強は幸いアウトプットが豊富です。
大人になってからする勉強よりもアウトプットしやすいでしょう。
英単語であれば単語を覚えたかどうか自分でチェックするのはレベル1です。
そのあと単語帳を完璧にする前に、長文を読んだり、英作文をしながら、ブラッシュアップします。
「あ、この単語こういう時に必要なんだ」って分かるのです。
数学であれば公式を完璧に覚える前に、問題を解く。
そうすれば“ここがあやふやだった”ということが分かるんです。
苦手科目ほどインプットで躓くと思います。
私は古文がそうでした。
現役生の時は古典文法を覚えようとして挫折して放置していました。
でも違うんですよ。古典文法をそこそこにして読解をやるべきなんです。
その結果「あ、已然形接続だからこれは〜で、〜という意味なのか。已然形接続覚えなきゃ」と分かるんです。
というわけで、皆さんはインプットを完璧にしてからアウトプットしようとせずに、どんどんアウトプットして下さい。
大学受験ではそれが簡単に出来ます。
そして大人になってからもアウトプットを恐れずにどんどんしていきましょう。
以上、大学受験勉強はアウトプット中心にすべき、でした。
はじめまして。
質問したいのですが、
どこにかけば良いかわからなかったため
この記事にコメントさせていただきます。
センターで倫理を使うのですが、
8割で止まってしまい、9割いきません。
全体で9割欲しいので、
割と好きでやっていても苦でない倫理では
9割確実に取りたいです。
もしかしたら、
まだ知識が不十分なところが
あるのかもしれないのですが、
時間的には十分すぎるほど
倫理に費やしました。
夏には古典を勉強しようと
思っているので、
倫理にはあまり時間を
割きたくないのですが、
どうすればいいでしょうか??
回答よろしくお願いします!
お返事遅くなってしまってごめんなさい。
全体で9割を目指しているのですね。倫理を使うのであれば理系でしょうか。ハイレベルな受験生とお見受けします。
結論から言うと倫理で「確実に9割」は決してコストパフォーマンスが良くはありません。
「大体9割前後」を目標にするのがいいと思います。
センター試験は合計点でしか評価されません。理系受験生であれば理系科目で95%得点し、文系科目の失点を補うように勉強するほうが二次試験も含めて効率が良いです。
こちらの記事も一読してもらえると嬉しいです。
https://cocostudy.jp/center-90/
と、ここまで書いて貴方が文系受験生だったらすみません笑
また、お気軽にコメントください。
理系です!
ちなみに、第一志望は農工大の獣医です。
確かに、2次で使わない科目に注力しすぎるのはよくないなと思いました。
理系科目の方が苦手なのですが、満点を取る心持ちで勉強していきたいと思います。
回答ありがとうございました!
理系科目はセンター試験で満点が狙える科目が多いです。
ミスをするので本当に満点を取るのは大変ですが、満点を取るつもりは大事なことです。
頑張ってください!
Super Flash Cardで英単語を勉強しているのですが404 Not Foundになってしまいます。
対応をお願いします。
ありがとうございます。
サーバーの設定ミスによるエラーでした。
復旧済みです。ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。