センター物理で”満点”を目指す勉強法

 

センター試験で満点を目指す勉強法シリーズ

 

センター数学で満点を目指す勉強法

センター化学で満点を目指す勉強法

に続く、ラストが今回のセンター物理で満点を目指す勉強法です。

 

え、他の科目は満点を目指して勉強してこなかったので書けませんよ。悪しからず。

 

さて、さっそく見ていきましょう。

 

センター物理の特徴

 

センター物理はかなり満点が狙いやすい科目です

というのも、計算量、試験時間からして、数学や化学よりずっと余裕があるからです。

ただし、センター試験というのは各科目の平均点を平等にしようとしますが、

物理は他の理科に比べて文系の受験生が手を出しにくく、

選択する人のレベルが高いんですね。

それでも、平均点を均そうとしますので、必然的に少し難しくなります

 

じゃあ満点狙いにくいのでは?

 

いえいえ、それでも物理は科目の特性上、満点がとても取りやすいです

出来る人は満点を狙えて、出来ない人は全くできないというタイプの科目です。

だって、計算量が少ないんです。ある程度以上の学力の人は満点が取れてしまいます。

 

センター物理対策を始めるまで

 

では具体的なセンター物理対策の前に、

センター物理で満点を狙う人の多くが理系で二次試験でも物理を使うであろう前提で、

センター物理対策の前段階の話をします。

 

まあ、これはセンター数学で満点を狙う勉強法、センター化学で満点を狙う勉強法でも書いていますが、

全統記述模試で偏差値70を取りましょう。

しかし、これ、センター物理に関しては偏差値65でも満点を狙えると思います。

でも、安定して満点(か1問ミス)を狙うには偏差値70必要でしょうね。

 

方法は簡単。

偏差値70に届いていない人やセンターでしか物理を使わない人は物理のエッセンスをやりましょう。

ペラペラな参考書ですが、これでセンターレベルは十分です。

医学部受験生でセンター物理満点を狙わないといけない人など、

そういうハイレベルな受験生は、難系とか物理入門問題演習とかやっているかも知れませんね。

もちろんそういう人は飛ばしてください。

 

センター物理の対策

 

これは冬にやるべきです。

センター数学やセンター化学と違い、センター物理特有のテクニックや知識はありません

なので、二次対策をずっとやればよく、直前にセンター物理に照準を合わせるべきです。

過去問をやりましょう。

 

もっと根本の対策

 

ただし、これは本来は二次対策でもありますが、

文字計算のテクニックというか、本質理解にも関わりますが、

単位であったり、極端な値を代入して確かめたり、そういうテクニックがセンター試験ではかなり使えます。

 

それから、理系的なセンスに関わることですが、

定性的に見ることと、定量的に見ることを行ったり来たり出来れば最高です。

例えば2009年の問題ですが、

 

こんな問題がありました。

手回し発電機を回すのにどれが一番大変かという問題です。

これ、物理の苦手な人は「大きい抵抗に電流を流そうとするの大変そうじゃん?」

などと言うわけですが…

これは定性的、定量的の両方から検討できる良問です。

 

定性的に見ると

同じ電圧になるように回したとき、明らかにbはショートしますよね。

ショートするということは火花が出るじゃないですか。

その火花のエネルギーは天から降ってくるんですか?

違いますね。エネルギー保存の法則です。

回した人の汗と涙の結晶が火花になるんです。

さて、cの場合はどうでしょう。

うんともすんとも言わないのでないですか?

だから一番軽いのです。だってcを回すのが大変だったとしたら、そのエネルギーはどこに消えたんですか?

 

ちなみに物理の衝突の問題で完全弾性衝突(単に弾性衝突というのと同じ意味です)すると

運動エネルギーは保存されますね。だから衝突しても音は鳴ってないはずです。(音エネルギーがどこから来るんですか?となる)

そして、完全非弾性衝突の場合、運動量は保存されますが、運動エネルギーは全然保存されませんね。

つまりエネルギー保存の法則から考えて、音エネルギーや熱エネルギーに変換されているはずなのです。

 

そう考えると絶縁体に電池を繋いでも大きな音や熱は発生しないでしょう?

モーターを回したエネルギーが何にも変換されずに消えてしまったことになります。

こんなのが定性的な見方です。計算してないでしょう。

 

 

定量的に見るとどうなるでしょう。

電池のする仕事はIVでしたね。電池が手回しになっただけです。

Vが一定になるように回しているのですから、Iが大きいと仕事が増えるのです。

…と、要領よく考えてもいいし、

抵抗の発熱はRI2だったな。あれ、Rを大きくしたらIが小さくなるし、結局どれが一番発熱するんだ??

なんてハマってしまったら、V=IR⇔I=V/Rを代入してRI2=V2/Rにしてしまえば良いのです。

やはりV一定ですからRが小さくなると大変なのです。

これが定量的に見るということです。

 

数学、物理、化学では、二次試験も含めてこういう定性定量が両輪になって思考力になっていて、

どちらか片方だけ偏差値70とはいかないものです。

両方をバランス良く磨く必要があります。

 

センター物理では文字計算の演算チェックのテクニックと、定性定量の王道な思考力が助けになります。

まあ運が良ければ簡単にまぐれで満点が取れてしまいますが、

二次試験や数学、化学にも使える理系の能力が案外ものを言う試験なのです。

奥深い。

 

で、こんな感じなので、小手先のセンター物理対策というより、

理系力を磨けば自ずと満点取れますよという話でした。(そんなに凄い理系力がなくても大丈夫です。所詮センター試験です。)

センター数学と違い、計算力はいりませんから、理系力がある程度身についてしまえば楽勝です。

 

以上、センター物理で満点を目指す勉強法でした。

dngr

東大理三を目指して浪人し、東大模試で理三A判定、センター試験本番で93%得点したところまでは良かったが、550点中1.8点差で不合格になり、慶應医学部に進学して、勉強法ブログをずっと書いているどんぐり。 あと英単語・古文単語学習用アプリを作っています。

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