選択肢型の問題の理解には5段階あると言われています。
センター試験の過去問でも5段階目まで味わうのと、解いて終わるのとでは成果が全く違います。
(正確には「解けない」も含めて6段階と思いますが。)
センターを含むどんな試験も、結局どの予備校の問題集よりも過去問が大事です。
しかもセンター試験や国家試験は大勢のお偉い先生が1年かけて作った良問揃いです。
不正解の選択肢にまで意味が込められていることが多いのです。
広く浅くやるより深くやり込みましょう。
絶対に差がつきます。
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解ける
問題が解けるだけです。一番簡単です。
消去法でも明らかに合ってる選択肢を選ぶのでも構いません。
簡単ですが、本番はこれで良いわけですから、この段階で満足してしまうのも無理はありません。
しかし、過去問の演習という意味では足りないのです。
なにせ全く同じ問題が出るわけではないのですから。
(自動車免許の試験など簡単すぎる試験は除く)
間違いを切れる
不正解の選択肢を全て否定できる。
つまり、分からない選択肢がないということですね。
解きながらここまで出来たら立派ですね。
ただし、過去問演習では解答解説を読んでここまで到達しましょう。
理由がちゃんと分かる
一つ一つの選択肢が何故間違っているのか、合っているのかが分かっている状態です。
これも過去問演習では避けて通れません。
本番でこの状態で解ける問題があるととても落ち着きますね。
理由を誰かに説明できる。
高度です。ここまで来れば満足していいでしょう。
分かるのと説明できるのとでは壁があります。
壁がありますが、訓練すれば自動的にレベル3から4に行けるようになります。
記述式の試験ではレベル3では0点になりますから、大問題です。
設問の背景が分かる
これは目指さなくて良いと思います。
ただし、学習が進めば、背景が見えてくる、出題者の意図が分かってくる問題に出会います。
ただし全ての問題にそもそも背景があるとは限りません。
まとめ
というわけでまとめると、
- センター試験のような選択肢型の問題の理解には5段階ある
- センター試験やその他の国家試験は過去問を深くやる価値がある
というわけです。
以上、
センター試験・その他の国家試験などの対策に〜選択肢型の問題の理解度には5段階ある
でした。
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